透明シールに印刷する時の注意点

シール印刷プロでは透明シールの用紙を「透明PET」と「透明PET・透明台紙」の2種類用意しています。

「透明PET」はシールは透明ですが台紙（セパレーター）はクリーム色になります。

「透明PET・透明台紙」はシールと台紙ともに透明です。

どちらもPET（ポリエチレンテレフタレート）素材で耐久性が高く耐水性があります。

写真のように2種類の透明シールを貼った時の見え方に違いがあります。

「透明PET」は糊に微細な凹凸があるため少し白いもやがかかったように見えます。

「透明PET・透明台紙」は糊が平らなため「透明PET」に比べ透明度が高く見えます。

特に透明な物体に貼った時によくわかる現象です。

これは台紙（セパレーター）の凹凸が糊に転写されるために起こります。

透明台紙の方がクリーム色の台紙に比べ平滑度が高いので違いが出ます。

透明な素材に印刷する場合、白インクを使用して色を引き立てることが一般的です。

白インクを使用しないと特に背景の色が濃い場合、背景色が透けてデザインが良く見えなくなってしまいます。

この点を考慮しつつ透明部分や背景をデザインすることがポイントです。

印刷物が透明な素材の上でどのように見えるかを確認し白インクを使用する部分を検討してください。

白インクの詳しい説明はコチラをご覧ください。