色校正／試し刷り

色校正をする理由

• ●モニターの色と印刷物の色は違うため
  パソコンやスマートフォンなどの画面ではRGB、印刷ではCMYKで色が表現されます。
  （CMYKとRGBはカラーモードを表現する言葉です）
  印刷時の色味（CMYKとRGB）について

  ●印刷する紙や加工によって色が変わるため
  ベースとなるシール用紙の色自体が異なっており、加工やインクの組み合わせによっても見え方が変わってきます。
  シール用紙一覧
  黒と白インクの組み合わせについて
  PP加工
  色合わせについて

  ●色味の違いが起きやすい条件があるため
  オンデマンド印刷は短納期、低価格、小ロットでご提供が可能という長所がありますが、
  一部色の再現性について厳密にできない制約があります。
  オンデマンド印刷の色味について

  ●照明などの環境や個人差で色の見え方は異なるため
  光の強さや照明の種類で色の見え方は変化します。
  感性や好みによって受けるイメージには個人差があるため、色に対する感覚は異なります。

  ●家庭用のインクジェットプリンタ等の出力では確認ができないため
  家庭用のインクジェットプリンタ等は特にRGB、CMYKを意識せずに印刷できるように作られています。 また、使用する機種や印刷方式・インクの種類や数・出力紙が異なるため、実際の印刷データを出力しても同じ色にはなりません。

色校正（現物の試し刷り）をお勧めしたいケース

作成枚数が多い場合
刷り直しによる費用の追加や納期遅れのリスクを避けることができます。

デザイン内における写真の見映えが重要な場合
特に人物のイメージが重要なら、肌の色には注意が必要です。

会社やクライアントのイメージに関わる場合
ロゴやキャラクターの色味に制約がある時の確認ができます。

シールの粘着具合や耐熱、耐冷温度を気にされる場合
実際に貼り付ける場所や温度・環境、サイズで使用感を確認できます。
ご使用目的の環境で貼り付けテストをするのが一番確実です。
曲面にシールを貼る場合について

現物での色合わせを行なった場合
実際に使用した状態の確認ができ、お客様との感覚の違いをすり合わることができます。

バーコードやQRコードの読み取り確認をしたい場合
解像度やサイズによって読み取りができないことがあります。
こちらではバーコードやQRコードの読み取り確認は行っておりませんのでご了承ください。
QRコード読取りについて

色味について厳しく、一切の妥協が出来ない方にはオンデマンド印刷は不向きな印刷方式です。