PP加工

PP加工とは?

「PP加工」とは「ポリプロピレン加工」の略で、印刷面を保護するラミネート加工のことです。
印刷したシール用紙の上からポリプロピレンのフィルム(薄さ20ミクロン)を圧着させ、トナー(インク)剥がれを防いだり、印刷面を保護する効果があります。
よく触る部分・擦れるような箇所に貼付する場合や印刷面がよれる可能性(封緘や封印などで剥がす動作が加わる・柔らかいものに貼付する)がある場合には特に加工をお勧めします。
※用紙「和紙」「和紙春霞」「サテン」にはPP加工ができません。
加工を追加される場合は下記の注意事項を必ずお読みください。

PP加工の種類

ツヤあり : 光沢のある仕上がりになります。
ツヤなし : マットな質感の仕上がりになります。

用紙「ユポ」の仕上がりの比較▶︎

用紙「透明PET」の仕上がりの比較▶︎

PP加工を追加する場合の注意事項

1.非耐水性の用紙にPP加工を施しても耐水性は付加されません。

2.PP加工を行うと濃度が若干上がったように見えます。
色味の厳しい案件の場合は色校正のご利用をお勧めします。

3.「フィルム(PP)」「シール素材(用紙+粘着糊)」「剥離紙」という異なる素材を貼り合わせているため、保管状況によってはシールが反る場合があります。
湿度の低い場所での保管を基本とし、湿度変化のない環境を保つようご注意ください。

4.PP加工が剥がれやすいケースについて

●断裁線上やカットライン上にトナー(インク)がたくさんのっていると(濃い色や白インクを敷いてある場合など)PPフィルムが定着しにくく、剥がれやすい傾向があります。

●鞄やポケットへの出し入れなど、常に摩擦にさらされるようなものに貼付した場合は経年劣化によりPPフィルムが剥がれてくる可能性があります。

【対策方法】
断裁線やカットラインにトナー(インク)がのらない箇所を作る。
断裁線なら内側に2mm以上、カットラインなら内側に1mm以上の余白(印刷がない部分)をつけるとPPフィルムが剥がれにくくなります。

PP加工の剥がれ対策について

5.PP加工後のいくつかの不可避な事象について

●用紙「黒上質」にPP加工をして断裁した場合、断裁機の押さえ跡が出ることがあります。
こちらは作業工程上避けられない事象ですので、ご了承の上ご注文ください。

断裁機で押さえた跡

●微細なホコリが混入することがあります。
印刷後のシール用紙は静電気を帯びやすく、製造工程上PPフィルムと用紙の間に微細なホコリが混入することがあります。
検品で目立つものは除外しておりますが、製造工程上どうしても避けられない現象ですので返品・返金・再印刷の対象外となります。ご了承ください。

PP加工時に微細なホコリ混入があった場合の写真

●「ツヤなし」は製品の特性上、表面を強くこすったり抑えたりすると跡がつきます。
下地が暗い色の場合、強くこすったりするとその跡が目立ちます。
写真は黒上質にPP加工(ツヤなし)を行ったシールに、分かりやすくするため意図的に爪で擦った跡です。

黒上質でツヤなしPPに爪で引っ掻いた跡

「製造/配送/お客様の手元に届いた後」のどの段階で発生したかの検証ができませんので返金・返品・再印刷の対象外となります。ご了承ください。

PP加工をしなかった場合のトナー剥がれの例

よく触る部分や印刷面がよれる部分、剥がす動作が加わったときにトナーが剥がれることがあります。

PP加工をしなかった場合のトナー剥がれの例
PP加工をしなかった場合のトナー剥がれの例

2017年5月2日


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